- 耐震+断熱
- 関東信越
- 戸建て
- 中古物件購入+リノベーション
十三空間の活かし方
2025年度
特別賞受賞
- 構造一部伝統的構法と在来工法が混在
- エリア関東信越
- 既存築年 1925年
- 改修竣工年月2025年8月
- 敷地面積 307.27㎡
- 延床面積 77.00㎡
- 金額 2,753万円
断熱
- 等級
- 5
- 省エネ地域区分
- 4地域
- UA値
- 改修前 3.06w/㎡・K
- 改修後 0.39w/㎡・K
- (改修前の7.85倍に向上)
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.26
- 改修後 1.56
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
◆断熱:フルスケルトンにして気密施工の精度を向上
床:フェノールフォーム1種2号CⅡ/t=66
壁:高性能グラスウール16K/t=120 気密シート
天井:高性能グラスウール16K/t=155 気密シート
窓:APW330・331(YKK AP)
ドア:ヴェナートD30(YKK AP)
◆耐震:基礎のない部位には既存土台の下に土間を打設・アンカーボルト新設。差鴨居は残し、在来木造をベースにした耐力壁を施工




















ーリフォームの経緯
信州の気候風土に惹かれ移住したご夫婦がご自身で購入されたのは、数多くのリフォーム実績をもつベテラン担当者の目から見ても再生が困難に思えるほど、複雑な問題を抱えた中古物件でした。「この状態からご満足いただける住まいを提案できるのか…?」と担当者は大きなプレッシャーを感じましたが、お施主様の理想の暮らしを実現するため、このリフォームに挑むことを決意しました。
ーリフォームの課題
・既存建物が本来の道路範囲を越境
・基礎が無筋コンクリート 丸石混合
・一部伝統的構法と在来工法が混在し、耐震補強が困難
・度重なる増築で構造の一体性が低下
・限られた予算内で住宅性能向上も実現したい
→これらの問題を間取りや設計で解決し、お施主様にご納得いただける家を実現しました。
ー 取り組みと改善ポイント
①越境の是正のための減築をきっかけに、耐震・断熱性能をしっかりと見直すことができました。
②既存建物の柱が高い構造を活かした空間設計と全館空調の導入
③建物面積は、当初お施主様の要望されていた広さ(30坪程度)より狭く(約24坪)なりましたが、高窓や天井高の調整などで、視線の抜けや高さを強調し、床面積以上の広がりと快適性を実現。
④建物のセットバックをしたことにより、隣接する道路の見通しが改善し、交通の安全性や防災性が改善されました。今回のリフォームにより、ご自宅だけでなく、地域全体の資産価値の維持・向上にも貢献することができました。
ー 性能向上ポイント
・耐震対策=上部構造評点を0.26→1.56へ向上
・断熱対策=UA値3.06→0.39
・全館空調導入