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小池原の家(再建築不可の実家を住み継ぐ)

2024年度 性能向上リノベデザインアワード 選考委員賞受賞
After
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Before
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Before
Process
Process
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Process
Process
  • 構造木造平屋建て
  • エリア九州
  • 既存築年 1966年
  • 改修竣工年月2024年
  • 敷地面積125.27㎡
  • 延床面積71.69㎡
  • 金額 2,020万円

断熱

等級
4
省エネ地域区分
7地域
UA値
改修後 0.81w/㎡・K
ZEH水準 ネット・ゼロ・エネルギー

耐震

上部構造評点
改修前 0.07
改修後 1.77

 両親から相続した築58年の実家リノベーションを当社へ相談。当初新築を検討していたところ、調査後建築不可であることが判明。というのも、がけ条例のレッドゾーンに入っており建築確認が受けられないとの事。
 施主の生まれ育った実家ということもあり、同じ場所に住み継ぎたい希望によりリノベーションを検討。
大手含め複数社に相談するもすべて断られる。ブロック基礎仕様や劣化の度合いもかなりあるため、どの会社も相談出来なかったとの事。
 その後当社に相談があり、耐震診断を実施。評点0.07とかなり耐震性は悪かったものの、改修可能と判断し打ち合わせを行う。
 一度外に出ないと行くことのできない浴室、使い勝手の悪い二間続きの和室と広縁、同線の悪いキッチン等住みにくい間取りを変更。コンパクトながら一人暮らししやすい間取りを実現した。
 減築と増築を行い、入り組んだ家の形も極力すっきりと整えるように心掛けた。
 耐震性能は評点1.77、省エネ性能はUa値0.81と今後安心して快適に生活を送れるよう性能向上リノベーションを行った。
 ブロック基礎については、新規の基礎施工と一部増し打ちにて補強。屋根も瓦からガルバリウムにして軽くした。
 補助金に関しては、耐震改修補助金120万円、先進的窓リノベ補助金51万円の合計171万円受けることが出来た。
 新築含め多くの会社が相談できないなか、知り合いの方から当社の事を聞き、最終的には実家の空き家を住み継ぐことが出来たことは仕事としてとても意義のある事で、今後も大分の住文化に貢献できるよう邁進していきたい。

After リノベーション後

施主の一人住まい用の空間として機能的にした。
LDKとワークスペース
リビングに併設した和室。水廻り含め、動線を重視した。

Before リノベーション前

外壁を取った状態。数本の柱で支えている。
ブロック基礎でほぼ施工されていた。
二間続きの和室。
車庫内部。トタン板と粗い屋根組

Process リノベーション施工中

耐力壁筋交い。場所に応じて補強方法を変化。
基礎施工。新設と打ち増しを場所に応じて行った。
耐震用耐力壁施工。
耐震用耐力壁施工
解体後。数本の柱のみ残して施工
屋根組施工

Plan 間取り

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

株式会社 カワノ

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