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外国人が故郷を懐かしむ風の家

2023年度 性能向上リノベデザインアワード 特別受賞
After
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Before
Before
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Process
Process
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  • 構造木造在来軸組平屋建て
  • エリア九州
  • 既存築年 1989年 (築35年)
  • 改修竣工年月2023年
  • 敷地面積559.73㎡
  • 延床面積123.21㎡
  • 金額 2,000万円~2,600万円

断熱

等級
5
省エネ地域区分
7地域
UA値
改修前 2.00w/㎡・K
改修後 0.58w/㎡・K
(改修前の4.00倍に向上)

耐震

上部構造評点
改修前 0.80
改修後 1.30

外国人の方が日本の家を購入し、故郷を懐かしく思って日本建築と外国の仕様を織り交ぜた内装をテーマとし、新しいものや古いものを生まれ変わらせる形で内装を行った。間取りについてはプライバシーを確保しつつ、お互いの存在が把握できるようLDKを中心とした間取り変更を行った。

After リノベーション後

LDKを中心とした間取りに変更。もともとの和室部分は欄間等はおしゃれだったためそのまま再利用。襖も柄をいろいろと考えお気に入りの襖柄を選択した。
別現場で使用していた欄間をテレビ上部の窓内部に取付。ガラスで挟み込み掃除もラクにできるよう配慮した。
玄関ホールのドアは引き分け戸を制作し、中央部分と上部には施主がお気に入りで購入した中古のステンドグラスを組み込んだ。
配置や照明等もこだわり、新しすぎず古すぎずにならないように配慮した。
ドアは基本的に再利用。ステンドグラスも組み込んだ和洋折衷で施主お気に入りのスペース。
テーマに沿った内容で外壁材と塗り壁材は検討を重ね、シミュレーションしながら色の選定を行った。

Before リノベーション前

昔ながらのデザインだが、反り屋根や梁等も太く立派な造りをしていた。基礎等の状態もよくリノベーションに向いていた。
LDKが南北に長く、キッチン部分はどうしても暗く、寒かった。間仕切り扉はもったいなかったため別の場所で再利用する計画を行った。
一番良い場所にある和室はきれいにされているがほとんど使われていなかった。状態は良く、欄間など面白いデザインのものも多数あったことから再利用し、新しい部分もそのデザインに合わせた。
北側にあったトイレ。とても暗い雰囲気。

Process リノベーション施工中

解体してみると躯体の状態はとてもよく梁等もタイコ梁を使用していて全く問題ない状態だった。
ウレタン吹付断熱材で家全体の断熱性を図った。
中古のステンドグラスやお気に入りの照明などを使って、施主様のお気に入りだけを使った内装デザインとした・

Plan 間取り

LDKを中心とした間取りで機能性や耐震性、断熱性を新築並みに確保。昔ながらのデザインや建具など再利用できるものは再利用し、和洋折衷になるよう織り交ぜた施主が気に入ったものを中心として全体のデザイン等を行った。

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

株式会社 中仙

「新しいものだけが新しいわけではない」「ライバルは新築」をコンセプトにしたリノベーション会社です。大きなリノベーション工事、古民家改修から水廻り入替や外壁や内装、時には新築等も実施しています。 年に数回開催しているフルリノベ内覧会では非常に多くのお客様からのご来場、またご依頼を受けております。 提案力や既存を活かした新しいデザイン、空間づくりが強みであり、個々のお客様に合ったプランをご提案しております。表面だけでなく耐震・断熱性能、施工にも力を入れています。

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