- 断熱
- 首都圏
- マンション
- 持ち家リノベーション・リフォーム
マンション地下1階の過酷な住環境を整えた性能向上リノベ
- 構造RC造
- エリア首都圏
- 既存築年 2006年
- 改修竣工年月2025年2月
- 敷地面積 -
- 延床面積 78.23㎡
- 金額 2,500万円~3,000万円
断熱
- 等級
- 6
- 省エネ地域区分
- 6地域
- UA値
- 改修前 1.04w/㎡・K
- 改修後 0.32w/㎡・K
- (改修前の3.25倍に向上)
- エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
- BEI= 0.65 (削減率 35% )
- ZEH水準
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
壁:吹付硬質ウレタンフォーム55mm
天井:吹付硬質ウレタンフォーム30mm
床:ネオマフォーム30mm
内窓:Low-Eペアガラス(アルゴンガス入) プラマードU(YKK AP)























??実質地下1階に位置するマンションリノベ
1階ながら周囲の道路面より一層分低く、道路面から更に2mの生け垣が立上がる。
冬はリビングに西日が少し差し込む程度で、冷たい界壁や床下スラブからの強烈な底冷えで過酷な寒さに。
夏は地階に空気が滞って高湿度となり、結露・カビに悩まれていた。
また構造壁で区切られた平面形状により家族の個室が取れず「快適で健康的な、家族5人の居場所がある住まい」を希望された。
??断熱・換気計画
スケルトン解体後、コンクリート躯体を断熱補強。既存窓には断熱内窓と断熱ブラインドを設置し、断熱等性能等級6(UA値0.32)を実現。
冷暖房は、天井カセットエアコンを起点としたダクト式全室空調システムで、冬は全室床暖房状態を作る。
さらに給気口から外気を誘導する換気方式を採用。
・冬:冷気を冷蔵庫上部に落とし、温めて取り込む
・夏:高湿度の外気を天井カセットエアコン脇に機械給気→除湿後の乾いた空気を室内に循環
杉床と珪藻土の調湿効果も加わり、夏の高湿度環境を大幅に改善。
外気5度の冬の日でも室温24度を維持していた。
??プラニング
壁で分断されていた南側2つの窓をつなぎ、採光と景色を最大限取り込んだ。リビングから続く小上がり和室はベンチ・仏間・寝室・収納と多機能に。座る場所が増え、家族が自然と集まるLDKとなった。
収納とデスクの可動家具で構成した子ども3人分の居場所も確保し、家族の成長に対応。
設計・整理収納アドバイザー・家族の連携で、モノの最適化と集約化を実現した。
??その後の暮らし
訪ねると、娘さん達は杉床に座り込んで百人一首を楽しまれていた。
「あの冬の寒さが嘘のよう。お家があたたかいって幸せ!」と、嬉しいご感想をいただいた。
断熱補強・自然素材・暮らしやすい動線で過酷な環境も快適に。
これを“マンションリノベの新基準”に。