- 耐震+断熱
- 首都圏
- 戸建て
- 持ち家リノベーション・リフォーム
100年を紡ぐ、暮らしの再構築
2025年度
特別賞受賞
- 構造木造在来2階建
- エリア首都圏
- 既存築年 2003年
- 改修竣工年月2024年12月
- 敷地面積 132.24㎡
- 延床面積 105.58㎡
- 金額 3,910万円
断熱
- 等級
- 6
- 省エネ地域区分
- 6地域
- UA値
- 改修前 1.08w/㎡・K
- 改修後 0.44w/㎡・K
- (改修前の2.45倍に向上)
- エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
- BEI= 0.78 (削減率 22% )
- ZEH水準
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.63
- 改修後 1.45
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
●断熱仕様
屋根:EMセルロースファイバーt200(小屋裏収納)
天井:EMセルロースファイバーt200(2階天井・バルコニー下)
壁:EMセルロースファイバー t105(充填断熱)
床:EMセルロースファイバー t135(床断熱)
基礎:ユニットバス基礎立上り 押出法ポリスチレンフォーム3種b 30mm
ユニットバス土間上 押出法ポリスチレンフォーム3種b 30mm
窓:APW330 Low-E複層(ガス有)
インナーサッシ(小屋裏収納):プラマードU Low-E複層(ガス有)樹脂スペーサー
玄関ドア:ヴェナートD30 D2仕様 片開き 採光有
●設備仕様
空調:壁掛けエアコン
換気:第三種換気
給湯:ガス給湯器(従来型 まだ新しいため既存利用)
創エネ設備:無し(将来太陽光設置 4.9kw)
●構造仕様
上部構造評点 1.45 ※将来太陽光搭載の建物重量で設定
柱・耐力壁の直下率改善
耐力壁の偏心率改善(伴って新規基礎施工)
既存野地板の上からN釘増し打ち、タルキック施工
外部面材の釘ピッチ再確認のうえ、N釘増し打ち
柱撤去に伴う梁補強、及び新規梁追加
鋼製火打ち梁補強(2階床は剛床のため補強無し)
小屋束の追加、小屋組みの金物接合補強(平金物)、雲筋交い追加補強




















【性能・施工内容】建築費の高騰は首都圏は顕著であり、お施主様にとって価格上昇したイニシャルコストを低燃費なランニングコストで回収できる年数も増える傾向にある。そのためコストバランスがより求められ、一回のリノベーションで完成形とするのではなく、ライフステージに合わせて性能を充実させていく進め方に。基本性能(構造・断熱)と温熱シミュレーションによって無駄をそぎ落としつつ、太陽光発電は以降のタイミングで導入する計画としている。建物は旗竿地に建っており、東西南北の建物が近く、近隣には物流倉庫がある。日射シミュレーションにより、夏冬の日射時間と範囲を可視化して、窓配置に生かしている。南側の開口部はバルコニーで多少の日射遮蔽にはなるが、タープで臨機応変に日射遮蔽する計画に。また、東西北は窓サイズを全体的に小さくして、眺望や通風として有効な窓以外は撤去をした。構造は耐震補強と併せて、全体的な耐力バランスと柱梁の補強を適宜行った為、永く暮らせるお家に仕上がっている。
【施主様ご要望】子育てがひと段落し、終の棲家を見据え、光熱費をおさえながら健康で安心して過ごせる暮らしがしたい。スッキリとした北欧モダンなインテリア、行き止まりのない家事動線の良い間取りをご希望。
【プラン決定のポイントと工夫】1階を中心に玄関ホールを風除室のように配置し、断熱性能を向上させたことで廊下を取り込んだ広々としたLDKが実現。水廻りは1つの空間にまとめ、入浴時の動線も配慮しながら扉で仕切ることで、来客時に隠したいところは隠せるよう計画。洗面室からパントリーに向かう動線をつくり、1階全体が回遊できる開放的な間取りとした。
【施主様ご感想】初めて迎えた冬はとても暖かく、暖房使用時間が大幅に短縮しました。1階の底冷えも無く平日の朝は無暖房のまま出勤できます。乾燥肌が改善し珪藻土での調湿効果も感じています。