- 耐震+断熱
- 中部
- 戸建て
- 持ち家リノベーション・リフォーム
次世代へ繋ぐゆとりの住まい
2025年度
優秀賞受賞
- 構造木造平屋建て
- エリア中部
- 既存築年 1970年
- 改修竣工年月2025年10月
- 敷地面積 -
- 延床面積 121.74㎡
- 金額 2,530万円
断熱
- 等級
- 6
- 省エネ地域区分
- 6地域
- UA値
- 改修前 3.35w/㎡・K
- 改修後 0.33w/㎡・K
- (改修前の10.15倍に向上)
- エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
- BEI= 0.45 (削減率 55% )
- ZEH水準
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.13
- 改修後 1.80
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
断熱性能
基礎断熱:スタイロエースⅡ 60㎜
壁:高性能グラスウール16K 105㎜
天井:高性能グラスウール16K 105㎜2重
窓:APW330(YKK AP)
玄関ドア:ユダ木工 MIYAMA桧
耐震性能
基礎:既存基礎に抱き合わせ基礎・一部新設基礎・べた基礎化・土台ガードアンカー設置
土台:一部蟻害土台 交換
壁:耐力面材(ダイライトMS 9㎜ ハイベストウッド 9㎜)・柱新設及び蟻害部分 取り換え・柱頭柱脚金物設置・
制振ダンパー evoltz
水平構面:桁レベル 鋼製火打ち追加・羽子板設置・屋根12㎜合板設置
タルキ:タルキック使用
屋根:瓦からガルバリウム鋼板に葺き替え




















愛知県田原市にある築55年のご実家をリノベーションし、三世帯が快適に暮らせる住まいへと再生したものです。
耐震性は構造評点 0.13 から 1.80 へ大幅に向上。
断熱性能Ua 値 3.35(改修前)から 0.33 へと大幅改善し、現代基準の高断熱住宅としています。
偏心率は 0.08 に抑え、構造バランスも確保しました。
大きすぎる既存平面は減築しつつ、昔ながらの「田の字型」プランの可変性を活かすよう設計。
間仕切りや動線を整理しながら、減築を感じさせないゆとりのあるプランを実現いたしました。
施主様ご要望
・祖父母、両親の住んでいた実家を快適な住まいとしたい
・三世帯が程よい距離感を保ちながら過ごすことができる間取り
・子供や次世代に継承できる住まいとしたい
・既存の雰囲気を少し残しながら、現代の暮らしに合うようにしたい
プランのポイントと補強の工夫
最初に「田の字型プラン」の良さと可変性に着目しました。
過剰な部屋や廊下を削ぎ落とし、増築部分はエキスパンションの別構造のため減築することで適切な大きさに整理しました。
南北の通風を確保するための開口設計、視線の抜けを意識した窓配置を行い、自然環境をうまく取り込むプランとしました。構造補強ではホールダウンのでない耐力上ほどよい壁を適切に配置することで無理をしない構造計画としまた偏心率を0.1以下に抑えました。
断熱改修では高性能グラスウールと樹脂窓を使い、高断熱化。可変透湿シートは内部耐力壁設置前に一部を施工し、先張りすることで連続的な防湿層を構成しました。
三世帯が暮らすうえでプライバシーやパブリック空間のバランスに配慮。
家族が集うリビング・ダイニングは家族のつながりを持たせつつ、それぞれの世帯に適度な“居場所と距離感”を設け、お互いが気兼ねなく生活できるよう配慮しました。