会員限定

改修版自立循環型住宅への
設計ガイドライン講習会

  • 断熱
  • 終了
  • @ オンライン
費用
参加費10000円
場所
オンライン開催
開催日時
2023.10.20(金)09:30~17:00 終了しました

イベント概要

※テキストの発送がございますので、参加申し込みは10月16日(月)9時に受付を締め切りました。
※受講テキスト共に「既存住宅の省エネ改修ガイドライン」(2010発行 1,500円税込)も併せてご希望の方は、
今回の受講テキストと共にお送りいたしますので、性能向上リノベの会事務局までお問い合わせください。
詳細はこちらのページの下部のご案内をご確認ください。

性能向上リノベの会では、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センターと共催で
住宅の省エネルギー設計に関するガイドライン
『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン』を使⽤した
Zoom ウェビナーでのオンライン講習会(ガイドラインは事前送付)を、
6 .5時間で学ぶ講習会を開催いたしますので、ご案内いたします。

当日のプログラム・講師のご紹介はこちら

なお、この『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン(約470ページ)』は

講習会受講者のみの配付となっており、⼀般には販売致しておりません。
ご⾃⾝の省エネ設計知識への不安や悩み解消・スキルアップに是⾮ご受講ください。

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『⾃⽴循環型住宅』は、特殊な技術や未完成の技術を⽤いることなく
⼀般的に⼊⼿できる⼿法・技術の組み合わせで、居住性や利便性の⽔準を向上させつつも、
住宅の居住時のエネルギー消費を50%削減することを⽬指した住宅であり、
その成果は住宅事業建築主の判断基準や低炭素建築物の認定基準、
省エネルギー基準に関する技術情報やプログラムにも活⽤されています。

講習会で使⽤するテキスト『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン』は、
新築に⽐べ推計が難しい「省エネルギー効果」について、
改修前の建物性能の確認⽅法を様々な⽅法で提⽰し把握しやすくするとともに、
エネルギー消費量についても⽤途分解の考え⽅を提案することにより、
改修前後のエネルギー消費量の削減効果の推計⽅法を提案しています。

また、実際の改修で多く⾏われている部分改修における
区画熱損失係数や設計段階で確認すべき内容とその⽅法を
丁寧に取り上げ、改修実務者が省エネルギー改修住宅を設計し
効果推計する際に必要な内容を網羅しています。

省エネルギー改修リフォーム設計・施⼯を⾏う⼯務店や設計事務所等の実務者の⽅をはじめ、
住宅・建材・設備・家電・エネルギー供給事業者や地⽅公共団体の
住宅関連施策担当者の⽅々の必携書です。

なお、この『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン』は
講習会受講者のみの配付となっており、⼀般には販売致しておりません。
ご⾃⾝の省エネ設計知識への不安や悩み解消・スキルアップに是⾮ご受講ください。

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【受講費用・申込み方法】

■資 料︓『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン』
※資料は事前に送付いたします。資料のみのお渡しは出来ません。
■資料の発送は9月末~10月10日頃を予定しております。
■受講料︓ガイドライン冊子購入費用込  10,000 円/1 名(消費税込)
再受講⼜はガイドライン⼊⼿済 ※ 7,000 円/1 名(消費税込)

■受付フォームにて必要⼊⼒項⽬のご記⼊の上、お申込み下さい。
※複数名での参加の場合は、お⼿数ですが申込はお⼀⼈様ずつの⼊⼒をお願い申し上げます。
またメールアドレスは お申込者其々のメールアドレスにてお申し込み下さい。
(受講費用は、10月末に請求書を会員ご登録のご住所に発送いたします。)

■お申し込み後、ご登録いただいたメールアドレス宛に Zoom 受講⽤ URL と
パスコードをご案内させていただきます。必ずご確認ください。

※講習会受講は『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン』が必要となります。
なお過去に『改修版 ⾃⽴循環型住宅への設計ガイドライン』を⽤いた
講習会を受講済等の理由で、既にガイドラインを⼊⼿済の⽅が再受講をご希望の場合は、
「再受講⼜はガイドライン⼊⼿済」の受講料となります。

———————————テキスト別冊のご紹介———————————
「既存住宅の省エネ改修のガイドライン」(1500円税込)について

http://www.jjj-design.org/jjj/jjj-guideline.html

2010年に発行されたテキスト(主として同5 地域、6 地域向け、A4 版 約170 ページ)

「既存住宅の省エネ改修のガイドライン」は、
実務書として一般的な木造住宅を改修する際の手法をわかりやすく、且つ詳しく解説して取りまとめております。

屋根や天井・壁・床・開口部等の部位毎に、有効に適用できる手法について一つ一つ試行し、
それらの結果から得られた使用材料、施工手順、性能の向上効果、留意点、参考図面などを示しています。

また、改修を実際に行う上での計画の立て方や、断熱材の種類と特徴、
断熱以外の設備や自然を利用した省エネルギー手法なども含めて、
断熱改修の全体像を把握できるように掲載されております。

紙面構成は、できるだけ図や写真を多用して、確実に理解いただけるように心掛けて作成されおります。
またそれぞれの手法について、実際に実験的に計画・施工を行ってまとめており、
参考価格(2010年当時となりますが)や施工のポイントなどもできるだけ現実的に記載、
同じ視点から最適な手法を容易に選ぶことができるテキストです。

なお、本書では、主として比較的温暖な地域の一戸建ての木造住宅を中心に解説されております。
取り上げる要素技術の中には鉄筋コンクリート造など他の構法や共同住宅に適用できるものもあり、
改修事例の中ではそれらの一例も紹介されております。

スピーカー

齋藤 宏昭氏(さいとう ひろあき)

足利大学工学部創生工学科建築・土木分野
教授 博士(工学)
専門分野:建築環境工学

木造の断熱外皮の専門家として、省エネルギー基準や自立循環型住宅の設計ガイドラインの策定に関わってきた。
外皮の断熱技術の中でも熱水分環境を専門としており、内部結露や湿害防止に関して数多くの研究業績を発表している。
近年は、これまで国内ではあまり着目されていなかった、雨がかりによる断熱外皮の劣化について研究を進めており、木材の腐朽メカニズムや建物の施工状況を考慮した評価体系の整備に注力している。
既存住宅の断熱改修については、「改修版 自立循環型住宅の設計ガイドライン」を執筆しており、中層木造外壁の仕様検討、性能表示制度の耐久性評価といった国のプロジェクトにも参加し、省エネ性と耐久性に精通した研究者として様々な提言を行っている。

田島 昌樹氏(たじま まさき)

豊橋技術科学大学 建築・都市システム学系 教授
安全安心地域共創リサーチセンター
専門分野:建築環境工学,建築設備
〈研究紹介〉
建築に関係する民生部門(業務・家庭)のエネルギー消費量は増加傾向にあり,脱炭素の観点からもその対策が求められています。また一般に人は一日のほとんどの時間を室内で過ごしていることから,室内環境が居住者に与えるインパクトは小さくありません。これら建築のエネルギー消費量の削減と室内環境の維持向上に関する様々な課題についての解決を目的として,実測,調査,実験およびシミュレーション技術を手法として,評価および分析を行っています。

辻 充孝氏(つじ みつたか)

岐阜県立森林文化アカデミー 教授

専門分野:木造建築設計・温熱環境・省エネルギー・バウビオロギー
大阪芸術大学 芸術学部建築学科卒
研究テーマ:住まいにおける消費エネルギーの実態と予測 住宅の熱環境評価
建築物の躯体性能と健康、エネルギー消費への影響に関する研究と普及

■経歴
モノづくりと化学が好きで、高校では理系に進み、美術部に所属。絵を描いたり、彫刻をしたりといろいろ活動したが、自己満足感が強いアートではなく、人のためのデザインを目指そうと決意。
いろいろあるデザインの中でも、地元にある重源プロデュースの浄土寺浄土堂の時間と共に変化する計算された美しさに惚れ建築を目指す。
自らの個性をさらに伸ばすため、工学部ではなく芸術学部の建築学科に進学。そこで出会った三澤文子氏に師事し木造住宅の世界に。この出会いで、単に建物だけでなく、暮らしをデザインすることを学ぶ。
卒業後は、三澤氏のMs建築設計事務所に勤務し、木造住宅の設計のかたわら、システム化住宅のマニュアル、構造金物の開発などに携わり、社会人学校MOKスクールの立ち上げ、運営に関わる。
森林文化アカデミー設立主旨に賛同し、三澤文子氏とともに、開学時から森林文化アカデミーへ。
経歴や個性がさまざまで、いろいろな面で秀でる学生と、自らも学びながら試行錯誤の毎日をおくる。

■肩書き
スマートウェルネス住宅等推進調査委員
高知県立林業大学校 非常勤講師
日本セルロースファイバー断熱施工協会 顧問
岐阜県立看護大学 非常勤講師
御嵩町新庁舎等建設アドバイザー

■資格
一級建築士(国土交通大臣)
バウビオローゲBIJ [Baubiologe] (BIJ)

イベントのお問合せ

性能向上リノベの会 事務局    info_pir@ykkap.co.jp