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紡ぐの家 ー時を超え、未来を温める断熱改修ー

After
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Before
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Process
Process
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  • 構造木造軸組工法2階建て
  • エリア関東信越
  • 既存築年 1975年
  • 改修竣工年月2024年1月
  • 敷地面積 300.00㎡
  • 延床面積 140.76㎡
  • 金額 3,800万円~4,800万円

断熱

等級
4
省エネ地域区分
6地域
UA値
改修後 0.82w/㎡・K

家は、単なる雨露をしのぐ箱ではありません。それは、幾世代にもわたる家族の記憶を宿し、日々の営みを刻み続ける「時間の器」です。
昭和50年代に建てられたこの母屋も、当初はお施主様により「解体」が検討されていました。ご夫婦2人の暮らしに合わせ、住み慣れた別のハウスメーカーの家をリフォームする計画だったのです。
しかし、現地調査に訪れたリフォーム担当者は、母屋の持つ力強い構造美と歴史の深さに確かな価値を見出しました。そして、解体ではなく、愛着ある建物を現代の性能で再生させる「大規模リノベーション」を提案。ここから、「紡ぐの家」プロジェクトが始まりました。
創業から100年以上、材木店として木と向き合い続けてきた私たちは、この母屋の記憶を継承することを決意しました。既存の柱や梁、愛着のある建具など、住まいの「記憶」となる要素はデザインとして大切に残しながら、当時の家が抱えていた「冬の寒さ、夏の酷暑」という構造的な課題に真っ向から挑みました。
躯体の外側を高性能な断熱施工によって完全に包み込むことで、住まいの性能を引き上げています。改修後の母屋は、リビングから廊下、浴室に至るまで、全館が均質な温度で守られた、静寂で柔らかな温もりに満ちた空間へと蘇りました。
家族の健康を守る「安全の温もり」をエネルギー浪費を抑える「生活の優しさ」でもあります。
「紡ぐの家」は、解体の運命にあった一軒の家を、過去という縦糸に、快適性と省エネという現代の横糸を織り込み、次世代へと住み継ぐための新しい価値の器として再生させました。私たちは、これからも地域と住まいの記憶を未来へと美しくつないでいきます。

After リノベーション後

お気に入りのタイルを壁に貼り水撥ねなどお手入れしやすく仕上げました
明るい南側にキッチンを設置。お庭も見渡せたり、家族との会話も楽しめる
寒く暑い周り廊下を減築。軒下を濡れ縁にして生活にゆとりの時間を楽しむことができる
廊下に囲まれた8畳二間の和室をヒノキの床材を使って明るく広々としたLDKにした
床、壁、開口部をしっかり断熱することでLDKと続く玄関や廊下も扉を付けずにオープンスペースにすることができた。廊下の床材をナラ材の無垢材を使用することでアクセント効果にもなる

Before リノベーション前

廊下で囲まれた8畳二間
大きな土間兼玄関
玄関を入ると広がる廊下
廊下から玄関を見たところ
重厚感のある佇まい
暗く寒い台所

Process リノベーション施工中

廊下で囲まれた8畳二間
床下断熱工事
天井断熱工事

Plan 間取り

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

株式会社住まい工房ナルシマ

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