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空き家再生プロジェクト 久能リノベモデルハウス

2025年度 性能向上リノベデザインアワード 特別賞受賞
After
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Before
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Process
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  • 構造木造軸組み工法2階建て
  • エリア関東信越
  • 既存築年 1979年
  • 改修竣工年月2025年12月
  • 敷地面積 162.85㎡
  • 延床面積 79.49㎡
  • 金額 2,000万円

断熱

等級
6
省エネ地域区分
6地域
UA値
改修前 2.66w/㎡・K
改修後 0.41w/㎡・K
(改修前の6.40倍に向上)
エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
BEI= 0.57 (削減率 43% )
ZEH水準

耐震

上部構造評点
改修前 0.05
改修後 1.53

1979年に建売住宅として建てられたこの家は、弊社で新築住宅を建てて頂いた方が住んでいたもの。旧耐震基準であることや時代背景の影響からか、基礎の鉄筋がない、補強の金物はない、満足な梁がない、断熱材がないなど無いない尽くしの家でした。そんな建物を耐震診断・耐震補強により耐震等級3相当(上部構造評点1.53)とし、吹付け断熱と付加断熱を採用し断熱等級6、C値0.6とすることで安全性と快適性の問題を解決しました。さらには令和7年4月の建築基準法改正により必要となった建築確認申請手続きも行い、行政と何度も何度もやり取りを繰り返しながら地域初の大規模模様え工事の建築確認済証を取得できました。
世の中の空き家問題に少しでも貢献出来れば・・・との思いからスタートした今回の空き家再生プロジェクト。タイパ・コスパの時代にあえて古い空き家を手間ひまかけて性能向上リノベーションをする、中にはそんな住宅会社があっても良いと思います。建築コストが増加する中、コストを抑えて新築並みいやそれ以上の快適性と安全性が確保できる家づくりが出来ることを証明できれば、新築・リフォームに変わる家づくりの第3の選択肢になるはずです。

After リノベーション後

玄関ホール正面(ホールから2階へ)
柱を無くしてワンルームとしたLDKとタタミコーナー
家事楽動線とするため回遊型プランへ
内部建具はYKKAP新商品「スマエル」建具を採用(正面はトイレドア)
壁付けキッチンから対面キッチンへ変更

Before リノベーション前

瓦屋根、モルタル外壁、アルミシングルガラス
北向きキッチン、建築時からのリフォーム無し
防湿コンクリート無し
屋根・天井の断熱無し
既存基礎・土台・柱
既存柱・桁・野地

Process リノベーション施工中

抱き基礎+ガードアンカージベル施工(南側)
内部新規筋交い
2階床梁補強
外壁面材
床断熱
壁・屋根断熱

Point 技術的なポイント

断熱関係
窓:APW330(YKK AP)
玄関ドア:ヴェナートD30 D4仕様
断熱材(屋根):現場発泡ウレタンフォームt160
断熱材(壁):壁内現場発泡ウレタンフォームt105+外張り押出法ポリスチレンフォームt20
断熱材(床):押出法ポリスチレンフォームt75
断熱材(基礎立ち上がり):押出法ポリスチレンフォーム外周t50、内部t20
気流止め+柱下部隙間ウレタン施工
構造関係
既存布基礎(無筋)に一部南側に新規抱き基礎+ガードホールダウンジベル設置、防湿コンクリート施工
一部土台・柱入れ替え(浴室周り)+一部柱追加+添え柱施工
外壁面材(一部内部)、:パーティクルボードt9
内部筋交い設置+柱頭柱脚金物補強
2階床梁補強(柱無とする部分他)
野地:構造用合板t12(既存垂木・野地の上に施工)
屋根仕上げ:ガルバリウム鋼板(瓦からの変更)
旧耐震基準の軸組構法の建売住宅の為か、解体前の想定より梁や金物はほとんど設置されていなく既存筋交いもサイズが小さかった。また基礎が無筋であったため、抱き基礎+後付けホールダウンにより引き抜き力への補強を行った。外周部は面材で、内部は筋交いにて壁量を確保した。階段位置変更含む間取り変更により、既存の柱を一部無くし2階床・2階天井を梁補強を行った。また気密対策としては外周面材+壁・屋根断熱材に吹き付け断熱を採用し、結果C値0.6となった。基準法改正後の工事となったため、大規模模様えとして建築確認済み証を取得し工事を行った。

Plan 間取り

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

サンワ設計株式会社

サンワ設計株式会社

保有資格
  • 既存住宅状況調査技術者
  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • 宅地建物取引士