- 耐震+断熱
- 東北
- 戸建て
- モデルハウス・体感施設
建材流通店が地域工務店43社とともに挑む! 性能向上リノベの道 築39年の家をリノベーションモデルハウスに
2025年度
特別賞受賞
- 構造木造在来2階建て
- エリア東北
- 既存築年 1986年
- 改修竣工年月2025年4月
- 敷地面積 577.66㎡
- 延床面積 179.28㎡
- 金額 5,000万円~5,500万円
断熱
- 等級
- 7
- 省エネ地域区分
- 5地域
- UA値
- 改修前 1.44w/㎡・K
- 改修後 0.22w/㎡・K
- (改修前の6.54倍に向上)
- エネルギー消費性能(太陽光発電なしの削減率)
- BEI= 0.63 (削減率 37% )
- ZEH水準
耐震
- 上部構造評点
- 改修後 1.63
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
断熱仕様
外壁基礎:パフォームガード50㎜
内壁基礎:ネオマフォーム30㎜
壁充填:高性能グラスウール16k120㎜
壁付加:ネオマフォーム50㎜
1階天井:高性能グラスウール吹込み360㎜(一部ネオマフォーム160㎜)
2階天井:高性能グラスウール吹込み360㎜
窓:APW430(YKKAP)
玄関ドア:コンコードS30(YKKAP)
耐震仕様
外壁:耐力面材ダイライト
内壁:耐力面材ハイパーハードTネクスト






















【プロジェクト経緯】
住まい手を失った実家の活用+高性能住宅を提供する工務店+事業再構築補助金、この三つが作用しあってリノベーションモデルハウスは誕生した。
弊社は山形県酒田市の建材流通店である。39年前に現社長の両親が建てた実家は純和風建築。良い材料を惜しげもなく使った重厚感のある家ではあるが、現代の暮らし方には合わず、また39年前とは気候も変わり、冬の寒さに加えて夏の暑さも厳しくなり高額な光熱費が掛かっていた。父は他界、母は施設に入所、このままま空き家にしておいては荒れてしまう。何とか活かす方法はないものか…そんなとき事業再構築補助金の存在を知り、この実家を弊社が事務局を務める快適で環境負荷、生涯コストの少ない高性能住宅を提供する「いではの森林・家づくりの会」の会員工務店が消費者へ性能向上リノベーションを提案できる体感型モデルハウスへと再生した。
【リノベポイント】
外観は往時の面影をできるだけ残し、現代の暮らしに合わせて間取りを大胆に変更。
フルスケルトンにより外皮平均熱貫流率UA値0.22、上部構造評点1.63、相当隙間面積C値0.7㎠/㎡、BEI0.63まで性能が向上した。
【解体から完成まで】
会員工務店向けに解体中と施工中の現場を使い、外部講師を招いた研修会を開き情報を発信、共有。消費者向けには山形県主催の省エネ住宅見学会も開催した。完成オープン後は会員工務店が、性能向上リノベーションを消費者に提案する場として活用している。また宿泊体験も受け入れており、高性能な家をより多くの人に体感してもらうことも目的としている。
【感想】
高性能住宅の取得は、新築だけでなくリノベーションという選択肢があることを一般消費者に示すことで、社会問題にもなっている空き家問題解消にむけて一石を投じることができた。
両親が遺した家の性能を向上し次の世代に渡すことができた。