- 耐震+断熱
- 買取再販(リノベーション済物件)
- 中部
瑞浪ワダリノベの家
2024年度
特別賞受賞
- 構造木造在来2階建て
- エリア中部
- 既存築年 1980年
- 改修竣工年月2024年
- 敷地面積217.84㎡
- 延床面積109.03㎡
- 金額 2,500万円~3,000万円
断熱
- 等級
- 5
- 省エネ地域区分
- 5地域
- UA値
- 改修前 1.67w/㎡・K
- 改修後 0.47w/㎡・K
- (改修前の3.50倍に向上)
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.30
- 改修後 1.56
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Point 技術的なポイント
耐震も断熱も新築で使用している得意分野をベースに決定しています。
特に難しい技術を使わずに面材と筋交いで耐震を確保できる計画として、施工性に配慮しています。
壁と天井は裸のグラスウールに防湿気密シート
Plan 間取り
Company 企業紹介





















駅まで徒歩10分、近くにスーパーや飲食店、図書館などある便利な立地の空き家でした。
このまま空き家として放置しておくのは勿体ない物件でしたので、リノベーションをしてしばらくモデルハウスで使用することを決めました。
リノベーションを行う会社は沢山ありますが、気軽に見学できるモデルハウスが無いので、ご近隣や施工エリアの方々にリノベーション自体を知ってもらういい機会だと捉えました。
そうはいってもモデルハウスでいつまでも使用することは考えてはいなく、気に入ってくれた方へ再販する計画で進めました。
リノベするなら性能向上は必須で、耐震は評点1.5、断熱は最低でも等級6前後で計画をしました。
耐震は新築なら当たり前に耐震等級3なので、リノベーションでも命を守る評点1.5は必須です。
断熱も命を守るのに必須なので、上げられるだけ上げたいのですが再販時の価格も重要になります。
そこで住みだしてからのランニングコストも考慮し、少ない台数のエアコンで快適にできる等級6前後が最低ラインだと考えていました。
既存住宅はかなり広かったので、現実的な大きさに減築することも視野にいれてプランニングをしました。
平屋に減築することも検討しましたが、車が1台しか止められない状況でしたので、駐車場を確保する為に1階を減築。
2階は子ども部屋になると想定し、子どもが巣立った後、ほぼ平屋として使えるように寝室を1階に配置。
普通にプランニングすると光が1階に届かないので、吹抜を設けて1階に光が届くように計画。
その際に冬の暖かな光を取り込みたいので、階段の位置を変更し、南方向の窓がとれるようにプランニングしたので、陽射しの暖かさを感じられます。
既存の梁と柱を出すことでなつかしさもあり、見学いただいた方に好評でした。
このように思い出を残せることもリノベーションの醍醐味だと実感しています。