- 耐震+断熱
- 中古物件購入+リノベーション
- 関東信越
緑道を望む住まい
2023年度
選考委員賞受賞
- 構造木造軸組工法2階建て
- エリア関東信越
- 既存築年 1964年 (築60年)
- 改修竣工年月2023年
- 敷地面積155.68㎡
- 延床面積91.91㎡
- 金額 2,500万円 ~3,000万円
断熱
- 等級
- 7
- 省エネ地域区分
- 5地域
- UA値
- 改修前 3.09w/㎡・K
- 改修後 0.26w/㎡・K
- (改修前の11.80倍に向上)
- ZEH水準 ネット・ゼロ・エネルギー
耐震
- 上部構造評点
- 改修前 0.35
- 改修後 1.57
After リノベーション後
Before リノベーション前
Process リノベーション施工中
Plan 間取り
耐震性、眺望性を考慮し2階リビングプランとした。南東側と南西側のサッシを日射取得型としてパッシブ設計にしている。24H熱交換換気本体は脱衣室天井に設置。(ローヤル電機SE200RS)PSを適所に設けダクティングしている。■構造面
2階床は根太45角、転び止め、構造用合板t24 、鋼製火打。
■断熱面
基礎増し打ちに伴い床断熱を選択。長期点検の為、床下点検口を3箇所設置。耐震補強は、まず基礎補強を行い基礎の評点を上げるとともに部分的な不動沈下にベタ基礎の面で抵抗する計画に。
・上部構造の補強内容は、既存構造材の梁成補強及び柱位置の修正、追加。現行基準金物による接合部補強、面材による鉛直力補強(内外共)、水平構面の補強、ホウ酸系の防腐防蟻処理 を行っている。
■経緯
・設計者が居住用として中古住宅購入、施工した物件
・家族構成:夫、妻、娘 の 3人家族
■要望
・新築に劣らない性能(耐震、断熱)
・古さを活かした意匠
・内装材には可能な限り国産材を使いたい。
■設計方針・プロジェクトの目的・思い
・「良質なストック」レベルの性能とすること
①耐震等級3相当
②断熱性能G2以上
③長期優良住宅認定の取得(工事後、既存 で取得)
・外部の景観、眺望を楽しめる住まいとすること
・町の景観として、美しいと思える建物にすること
・物件事例の「共有・啓蒙」と