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61社153人とシェアした性能向上モデルハウス

2023年度 性能向上リノベデザインアワード 選考委員受賞
After
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Before
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Process
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  • 構造木造軸組工法2階建て
  • エリア中部
  • 既存築年 1964年 (築60年)
  • 改修竣工年月2023年
  • 敷地面積268.12㎡
  • 延床面積98.92㎡
  • 金額 2,891万円

断熱

等級
6
省エネ地域区分
6地域
UA値
改修前 3.39w/㎡・K
改修後 0.44w/㎡・K
(改修前の7.00倍に向上)

耐震

上部構造評点
改修前 0.61
改修後 2.09

岐阜県で最も面積小さい北方町は昭和40年代から人口が急増し、人口とともに再構築された住宅は現在ストック化が進んでいる。空き家であった当物件をリノベーションという手法で住宅ストックを活用しつつ、住み続けたくなる豊かな住まいをつくる提案をした。
改修前の半年にわたる湿度調査では基礎下は常に湿った状態でカビ臭く、脱衣室は湿度が68%を超える日が大半であった。五感で感じる不快感を、基礎部分を含めた性能向上リノベーションと自然素材の利用によって解決を図った。また現在、建築業界においてリノベーションを扱える知識と技術

After リノベーション後

瓦屋根は軽量瓦で葺き既存瓦よりも地震に有利にしている。南面にも駐車スペースを設け、車社会で暮らしやすくなった。
玄関から直接土間リビングに入り、土間リビング内には、ペレットストーブを設置している。
タイルの下部に断熱層を施工し冬は大開口からの日射を蓄熱し、さやしい暖かさをリビング空間にもたらしてくれる。
寝室となる和室には腰高の開口を設け、北側の坪庭を眺められ、南面の部屋のみでなく、外の自然とつながるようになっている。
造作テレビボードで長良杉などの岐阜県産材を使用している。
リビング・ダイニングと同じ空間に移動したキッチンは明るくなり、家族の集まる空間で作業ができるようになった。

Before リノベーション前

ブロック塀で囲まれた南の庭は植木が育ち、日が入りづらくなっていた。駐車場は北側1台分のスペースしかない敷地であった。
北側にあり、暗くなりやすく、湿気がこもっていたキッチン。
タイル張りのトイレ。
南に一部屋挟んだ和室は光が届かず暗い部屋となっていた。
タイル張りで断熱のない在来風呂。
玄関入ってすぐの廊下は採光が無く、暗くなっている。

Process リノベーション施工中

無筋であった既存の基礎に鉄筋を差し込み添え基礎の施工をしている。
同業者、職人へ向けて当物件で取り組んでいる施工耐震補強や、断熱施工、気密施工についての情報共有をしている。
隙間を探しながら、隅まで気密テープを張り気密施工している。
土間リビングの大開口部はフレームⅡの門型フレームを使用し、開口部でありながら壁基準体力1.63を確保することができている。
気密施工前と後で2回の気密測定を実施し、C値1.1を実現した。
ぎふ漆喰と湯布珪藻土の塗壁の内装仕上げであり、自然素材にこだわったリノベーション。

Plan 間取り

家族同士のつながりやコミュニケーションを意識した計画である。明るい南面に家族の集まる空間を広く設け、寝室も引き分けにすることで、より広く部屋を使用することができるようになった。

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

株式会社 WOODYYLIFE

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