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大内中央の家

2023年度 性能向上リノベデザインアワード 特別受賞
After
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Before
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Process
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  • 構造木造軸組工法2階建て
  • エリア中国
  • 既存築年 1973年 (築51年)
  • 改修竣工年月2023年
  • 敷地面積360.00㎡
  • 延床面積122.83㎡
  • 金額 2,500万円~3,500万円

断熱

等級
6
省エネ地域区分
7地域
UA値
改修前 3.50w/㎡・K
改修後 0.40w/㎡・K
(改修前の8.00倍に向上)

耐震

上部構造評点
改修後 1.50

中古物件でも新築と同等以上の性能、デザインの実現に向け、健康で暮らせる家として、
断熱、気密にこだわりつつ、電磁波対策も施し、家電などは遠隔で制御できるよう考えました。
また、中庭はデッキが対面で設けられ、内部と外部をゆるやかにつなげる軒の深いデッキで夕涼みをしたり、
週末は家族でアウトドアを楽しめる空間をイメージしました。
高さのあるフェンスで母屋のプライベート空間を確保しつつ、そうした閉ざされた空間に対して、
駐車場から玄関までのシークエンスでは、光や植栽、そしてフレームユニットによって、
「建物内部

After リノベーション後

<外構> セットバックした境界ブロックには風を通すことができる目隠しフェンスを設置。しっかり敷地内のプライバシーは確保できます。
<玄関前> 玄関には電気錠の顔認証キーを採用。カギを取り出すことなく玄関前に立つだけで施錠、解錠ができストレスがありません。
<寝室> 屋久島の杉には鎮静効果があるとされており、自律神経に作用し、呼吸数や心拍数をゆっくりさせることから、心身をリラックスさせるため、寝室の床材に採用しました。
<玄関> LDKとつながる玄関では、土間にペレットストーブを設置し、土間の蓄熱性を上げます。 また外出先から戻ってきても家に上がる前に手を洗えるように手洗いも完備。
<縁側> 和室からつながる軒の深いデッキ空間は、目隠しフェンスにより視線を遮り、軒でしっかり日差しを遮りながらくつろぐことができます。デッキ空間の向こうにはベンチデッキもあり、近所の人が遊びに来ても気軽に座れ、週末にはアウトドアも楽しめる空間としています。
<リビング> リビングの床には県産木材を採用し、調湿性能に優れた北海道産の珪藻土を使用しています。 またリビングにつながる和室は小上がりにしており、和室に腰かけてくつろぐこともできます。

Before リノベーション前

<外構> 広いお庭には大きな樹木と大きな庭石などがあり、日本庭園を思わせる空間でした。
<玄関前> 玄関は両袖FIXの大きな玄関が取り付いていました。 アプローチの関係上、リノベーション後も玄関の位置はそのまま。
<和室> 南面にある和室は、立地も良く心地よい日差しが入る空間だったので、この空間を上手く活かせるプランを検討。
<玄関> 少し幅広の廊下の右側には洋室、左側にはリビング。
<寝室> 障子を開けると二間続きの和室。
<リビング> リビングとダイニングは壁で仕切られた空間でした。

Process リノベーション施工中

<外構工事> 道路との境界にあった既存ブロックを全部撤去し、手前を駐車場スペースにしました。
<屋根断熱工事> 屋根は外張り断熱をしました。
<フレームⅡ施工> このリノベーションのポイントとなる空間です。大きい開口が必要だったため、耐震性能を担保するため、耐震フレームを採用し、開口部を耐力壁にすることができました。
<気密測定> 弊社のこだわりの1つである気密性能。自社大工の技術により新築並みの値となりました。
<内部造作> 小上がりの和室は大工による造作の床下収納です。
<解体工事> 使える木はできるだけ残す形で解体。

Plan 間取り

今回のプランは玄関ホールを設けず、LDKと
玄関をつなげ、土間にペレットストーブを設置。
土間の蓄熱性と暖房効率に期待。

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

株式会社 スタジオセンス

見栄えやメンテナンスの容易さだけを追求するのではなく、そこで暮らす家族の健康を守り、快適に暮らしていける住空間づくりを目指します。あなただけの〝真の健康住宅〟を私たちと一緒につくりませんか?