• 耐震+断熱
  • 持ち家リノベーション・リフォーム
  • 中国

万富の家

After
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Before
Before
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Process
Process
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Process
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  • 構造木造在来平屋建
  • エリア中国
  • 既存築年 1909年 (築114年)
  • 改修竣工年月2021年10月
  • 敷地面積369.69㎡
  • 延床面積126.56㎡
  • 金額 2,800万円 ~3,030万円

断熱

等級
6
省エネ地域区分
6地域
UA値
改修前 10.00w/㎡・K
改修後 0.45w/㎡・K
ZEH水準 ネット・ゼロ・エネルギー

耐震

上部構造評点
改修前 0.70
改修後 1.71

空き家になっていた茅葺屋根の古民家をフルリノベーション!
当初はお施主様夫婦2人で住む計画で進めていたが、設計途中で息子さん、娘さん夫婦も移住することに、、、
主屋はお孫さんがいることも考え、トーンを明るめに開放的な提案にした。
併せて離れのリフォームを行い2世帯が集まる住まいとなった。
(気密測定実施 C値1.36)
(断熱、耐震改修は主屋のみ)

After リノベーション後

浮造りの焼き板外壁が映える外観、庭の松や人工芝との相性も良い。 右側のガレージは昔の納屋の屋根と外壁のみやり替えている。
施主家族がじゃんけんして選んだ玄関照明(娘さんの案に)、奥にみえるのはペレットストーブの煙突。
玄関には離れにあった欄間を再利用し間接照明に、造作下駄箱と造作建具はシナ合板で揃え統一感を出している。 正面の飾り棚は端に寄って見えるため、下がり壁をRに加工し違和感をなくしている。
玄関との間は小壁とし間接照明を通すことで解放感を出しているまた、勾配天井には100年以上この家を支えてきた梁がある。 リビングの脇にはペレットストーブを配置し家族が集まる場所となっている。
お引渡しから1年後、ダイニングの横に設けた”たまり”である小上がり畳コーナーはお孫さんの勉強スペースになっていた(^^) 下は収納になっている。

Before リノベーション前

茅葺屋根が特徴的な外観。
北面の外観、蔵と水回りがついており凸凹している。
床が抜けている所、鴨居が下がっている所などがある。
暗く光が届かない台所。
構造材などは劣化なく屋根の軸組はそのまま使うことに。

Process リノベーション施工中

スケルトンにした状態、傷んでいる柱脚部分は入れ替えを行う。
上部が茅葺屋根のため断熱用の下地を作っている。断熱層の上には通気層を確保している。
壁・天井は現場発泡ウレタンとし、気密も発泡ウレタンで確保している。
床断熱とし、床面の気密は合板で確保。
気密テープ、現場発泡ウレタンで防げない部分はコーキング処理。
外周部は構造用合板(ノボパン)で固め通気層は18㎜確保、通気を確実に確保するため、18㎜の縦胴縁の上に横胴縁を打ち外壁を施工している。

Plan 間取り

Before リノベーション前

After リノベーション後

Company 企業紹介

(有)平尾建築